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花尊し

花尊し

墓石


お墓についての Q & A


Q お墓は必要?
A 土葬の時代とは異なり火葬全盛時代にあって、お墓は今すぐ必要なものではありません。遺骨にして壺に収納すれば自宅でも保管できるし、一時的に預かってくれる納骨施設もあります。

Q 個人墓?
A 核家族化が進み、墓も祖先中心の「家墓」から自分や家族のための「個人墓」に変わりつつある。

Q 自分たちのために?
A 高齢化で死と向き合う時間が長くなり、その分、墓のことを考えるようになった。死んだ人のためというより 、生きている人が自分たちのために準備するといった考え方に傾斜している。

Q 永代使用権とはどのような権利でしょうか?
A 墓所の「購入」とは、住宅などの不動産の「購入」とは異なり、土地の所有権を購入するのではなく、その土地にお墓を建て遺骨を埋葬する権利を購入する事を、永代使用権と呼んでいます。所有権を購入できる訳ではありませんので、転売することや他人に貸したりなどということはできません。永代使用権には、期限がありませんので、代々にわたりお墓を受け継いでいただけます。

Q 霊誌(霊標)石版は必要か?
A  そもそも霊誌石版は戦後になってからつくられたものです。それまでは、一人にひとつのお墓を建てるか、ご夫婦でひとつのお墓を建てるのが普通でしたから、そのお墓は誰のお墓であるかが分かり、ご一族の家系も明確であったわけです。ところが、だんだん墓地用地が不足して、個個のお墓を建てるのがむずかしくなりました。そこで、一墓地がご一族のお墓となり、その家の納骨堂という考えをするようになりました。そこで、亡くなられた方のお戒名を彫りこむ霊誌石版が普及したのです。ですから、ご一族の歴史的な記録としての必要性をお感じにならなければ、どうしても必要なものではありません。

Q お墓にはなぜ石を使うのですか?石碑の材質は?
A 石碑に使用されている石材は、みかげ石といわれる花こう岩です。花こう岩は、長石・石英・雲母などの成分でできていますが、その成分の混合の多少によって石の色がかわります。白みかげ、青みかげ、黒みかげといった種類とか、みた目の美しさなどで価格も変わってきます。墓石に使われる石には、御影石(みかげいし)(花崗岩)や安山岩、閃緑岩等が多く使われますが、石の色や堅さなどは様々です。種類は約300程度あり、黒い石でも数多くの種類がありますので、タダ単に値段だけで決められるものではないのです。昔からお墓には石を使ってきましたが、お墓は一年中雨風にさらされていますので、耐久性が高いと言うこともありますが、石には昔から魂が宿ると言われてきました。最近では石以外の製品もあるようですが、人工的に作ったものではなく、母なる大地から採れた自然の石だからこそ、その意義が大きいのではないでしょうか。古代の史跡などを見てもおわかりになるように、石は後生に残すあかしとなるものです。

Q 子供のいない夫婦や独身者でもお墓を持てますか?
A お墓は、どなたでも購入できます。お墓とは従来子々孫々へと受け継がれてゆくものと考えられてきましたが、核家族化、少子化、独身者の増加など、ライフスタイルの変化にともない、従来のお墓の考え方では時代のニーズに応えられなくなってきました。そこで、子供のいないご夫婦や個人墓といった永代供養墓(期限付きのお墓もございます。)が誕生しました。それらは、お寺や管理事務所が、ご購入者のご家族や子孫に代わりご供養と管理を行いますので安心してお墓をご購入いただけます。

Q 親族ならみんな同じお墓に入れますか?
現在、健在の父母(無宗教)が既に購入済みのお墓(霊園)を長男が継いだ場合、 将来そのお墓に兄弟みんながその子供ともども入ることはできるのでしょうか。
A お墓の継承者となるご長男が快諾される限り、ご次男夫婦、そのお子様のご夫婦が同じお墓に入ることは可能です。特に続柄は問題ではありません。ただし、お墓を管理する方とそのお墓に入るであろう方々皆様の同意があった場合です。この点には注意して、しっかりと関係する方々のご意見を聞いておくことをお勧めします。   また霊園によっては、使用規則で同じお墓に埋葬するのは何親等まで、というきまり があることがあります。まず霊園の管理事務所に聞いてみるとよいでしょう。

Q 夫の実家の墓には入りたくないのですが、どうしたらよいのですか。
A 夫が先に亡くなり実家の墓に入った場合、残された妻が夫の実家の墓に入ることがいやな場合には、自分が入るための墓をさがすしか方法がありません。そのためには、夫が生きているうちに夫婦の墓を作っておくか、個人で入れる合祀墓や納骨堂を探しておくことが考えられます。


Q お墓にも税金はかかるの?
A 永代使用料は土地の使用料ですから消費税はかかりません。墓所に対しても登録免許税、不動産取得税、固定資産税、都市計画税などはかかりませんし、お子様などへ墓を継承する際にも相続税の対象になりません。ただし、外柵や石碑の購入に関する費用には消費税がかかることになります。

Q 合祀墓とは?
A 合祀墓とは、集合墓、合同墓、共同墓、合葬墓
合同墓は身寄りのない人たちなどが協力して共同で立てるお墓、一緒に入るお墓

Q 永代供養合同墓とは?
A 永代供養墓、合同墓、共同墓、集合墓、個人墓などと呼ばれていますが、承継者がいなくても無縁墓とならないで永代に供養される墓のことです。核家族化や少子化の影響で、跡取となるべく、子供に男の子がいない家族が増えています。また、跡取はおいでになっても、遠くに家族で住んでいるとか、親だからといっても子供に墓の面倒を見て欲しいとは強制したくない、とかのお考えの方もおいでになります。そのため、子供は子供、親は親として、今のでの「○○家の墓」ではなく、自分たちだけのお墓が欲しい。という要求も少しずつ増えてきています。そのような社会的な声にお応えして、お寺さんの方も、施主の死後にお参りされる方が無くなっても、お寺が代わりに、彼岸、盆、正月のお参りや年忌法要を行いましょう。という、供養までが一緒に受けられる墓地を永代供養墓といいます。まだ、一般的にはなっていませんが、今後は、ひとつの選択肢として定着していくものと思われています。

Q ゆうきげんぼち(有期限墓地)
A  30年や50年という使用期限を設け、承継者がいようといまいとその期間は使用を認め、期限がきても承継者が契約を更新すれば使用できるとした墓地。期限がきて更新しない場合には合葬することが定められている。



Q お墓の構成について教えて?
A 一例
(1)永代使用料 墓所を使用するための使用料(お土地代)のことです。お墓を継ぐ人がいるかぎり永代にわたって使用できます。
(2)外柵(がいさく) カロート(納骨室)、塔婆立、墓誌台からなり、他墓所との境界をなすものです。カロートの形式には地上式と地下式があり、墓苑ではカロート内に雨水が入りにくい構造の地上式カロートを基本的に採用しております。また、2.0?以上に区画につきましては、お地蔵様・物置石・石灯籠・花壇などが設置できるようになっております。
(3)石碑 いわゆる墓石のことです。土葬の頃は仏様一体につきひとつの墓石があたりまえでしたが、広い土地を利用できない現代では仏様のご戒名を墓誌に刻み、石碑はその家のメモリアル(記念碑)的なものとする考え方にかわってきました。石碑には一般的な和型、若い世代に大変人気のある洋型の他に、お位牌の形をした位牌型、お墓の原型となる五輪塔などいろいろな種類があります。また、お施主様のアイデアを活かした石碑も設計いたしておりますのでご相談ください。
ちょっと一言 墓地購入にあたり一時に多額の費用負担を避けていただくため、墓地永代使用許可を得たのち1年~7年の間に石碑建立などの石材工事を行なっていただければ良いようになっております。工事期限等は各墓苑・霊園により異なりますのでそれぞれに確認下さい。

Q カロートとは?
A 墓石本体の下にある「納骨室」のことです。もともと「糖櫃」と言って嫁入り道具として衣装などを入れて運んだ「長持ち」のようなものでした。これは推測ですが、ちょうど古墳から出てくる長方形の石棺の様な形をしており、多分土葬のとき、棺桶として使用されたと思われます。言葉としては「からうど」が訛って「カロート」と呼ばれるようになったと言われています。地下にカロートがある場合は「地下カロート」といい、地上に造られた納骨室は「陸カロート」と言います。半地下式の造り方もあります。いずれにしてもカロートのないお墓はありません。

Q お墓の構成は?
A 基本構成としては、外柵(境界石)が設けられ、カロート(納骨室)があり、そして墓石が建つのです。
・ 外柵
墓域は浄土であり仏国土である"という考えが、外柵を廻らした始まりです。お墓は代々に受け継がれていきますから、それだけに、隣接する墓所との境界をはっきりさ  せ、また永年の風雨によって墓所の地くずれや陥没がないように、外柵の基礎をしっかりしておかなければなりません。
・ カロート
カロートについては、その様式として大体二つに分けられます。地下あるいは地上に設ける場合です。また同じカロートでも、中に棚が設けられているものと、そうでないものがありますが、形や大きさなどについては、石材店に相談するのが良いでしょう。
・ 墓 石
墓石については、芝台、中台、上台そして文字を刻む竿石と、花立、水鉢、線香立といった法具によって構成されています。
・ 付属品
一般に用いられる代表的な付属品は、塔婆立・墓碑・灯籠・物置台・名刺受け等。

1.石碑 文字を刻むお墓の本体です。この中に納骨所が設けられています。
2.水鉢・線香立
3.花立
4.塔婆立 塔婆が風で倒れないようにします。
5.荷物台 墓参時の荷物を置く台です。
6.ロウソク立 ロウソクが風で消えないようにするタイプが便利です。
7.拝石 合掌する場所です。
8.墓誌(霊標) ご先祖の歴史を刻むためのものです。
9.墓前灯篭 献灯は古来より良いこととされてきました。できれば設置したいものです。
10.外柵 外柵には、さまざまな種類があります。
大きく分けて「巻き石づくり」「外柵づくり」「石積みづくり」などがあります。

Q.納骨棺の中に雨水が入ることはない?
2平方メートルの敷地のカロートを作ってその上に石をのせて、納骨をする形の場 合、 上に置いた石の隙間から雨が漏ってカロートに流れ込んで、中が水浸しにな ると思いますが、 業者の方は「最近はコンクリートでなくパッキンで溝を埋めるので そんなことはない。水は入り込まない」と言われるのですが、本当はどうなのでしょう か?
A お墓の構造等にもよりますが、現在ではカロートの上の石(拝石)とカロートの 接合部分にコンクリではなくパッキン(当社ではシリコン)にて隙間を埋めて いるため、接合部からの水の浸入はほとんどなくなってきています。ただし、長い年月の間にはシリコンの劣化により隙間からの水の浸入や、結露 等でカロート内に水分が発生する場合があります。以前はカロートの底が地面の下にあったため、そのような場合、水が溜まるケースがありました。 最近では地面の上に盛り土をしてカロートを地面より上に作り、カロート底分の 一部を抜き(コンクリで覆わず)、万一水が溜まった場合地下に水が抜けられる ような構造にしているお墓が多くなってきております。 (入り難く抜けやすい)今後のご検討の際に、併せてご確認されると宜しいかと存じます。

Q 遺骨は骨つぼに入れてお墓に納めなければならないのでしょうか?
A 仏教の本来から言えば、人の肉体は土にかえるわけですから、骨つぼから出して納めてくださって結構です。お墓の納骨所(カロート)は広さに限度がありますから、永くつづいたお墓の場合、骨つぼから出して埋葬なさるのがよいでしょう。骨つぼに入れて埋葬するという習慣は、遺骨を不浄なものとする神道の考え方が仏教のなかに入って生まれたものです。どなたのお骨かが後になっても分るという点では、骨つぼに入れて埋葬するのも意味があります。

Q 骨壷は必要か?
A 遺骨を入れる容器が骨壺ですが、大切なご先祖の遺骨が分からなくなったりしないように骨壺に名前や写真を入れます。最近では、少子化、結婚しない若者などで核家族化が進み、今後は無縁墓になることを考慮して複数の家族が同じ墓に入るなど(女子しか子供が居ない家は娘の嫁ぎ先とまとめるしかない等)墓地のあり方が変化していく時代になっています。市町村墓地は無縁墓になったら返還されてしまいますし、その際骨壺は一カ所に他の人の遺骨と合祀されてしまいますし後で親族が遺骨の返還要求しても遺骨を特定できないのでどうにもなりません。そこで、名前がしっかりと残っていれば安易に処分をできなくなりますし、発見も確実にできます。亡くなった本人はわからないことでも子孫に迷惑をかけることになります。人口動態を見ますと、都会や田舎に関係なくどの墓にも変化することが考えられます。現に全国的に納骨堂式の墓に変わってしまいました。

Q 誰の骨壷か覚えているから、メダルプレートは必要ない?
A 没後33年または50年で弔い上げになり納骨堂の土の中に遺骨を帰します。その時に立ち会うのは孫の時代になっているか、生存されていても高齢になられているのではないでしょうか。どなたが立ち会ったとしても明確に確認でき正確に供養しようとされるのならそれなりの識別対策が必要ではないでしょうか。メダルプレートは価格的にも安価で簡単に取付もできます。

Q 新たにお骨を納める際、古いお骨はどうなるのでしょうか
現在のお墓には四人のお骨が入っているらしく、その場合は古いお骨はどうなるのでしょうか?
A ※納骨にあたっては、墓地の持ち主(名義人)と管理者(お寺や管理事務所)の承諾が必要です。墓地によっては、使用規則などで、納骨できる方の制限があります。 まず、納骨棺(墓石の下のお骨を入れるスペース)の広さ等によりいくつかのケースが考えられます。
▼お骨が骨壷の状態で入っていて、スペースに余裕がない場合
古いお骨から順番にひとつの骨壷に一緒にします。もしくは納骨棺の底が土の場合、土に還す場合もあります。この場合、いったん一緒にしたお骨は元に戻すことはできませんので、親族の方々の了承を得ることが大切です。

▼お骨が骨壷の状態で入っていてまだスペースに余裕がある
新しい骨壷を入れることでの他のお骨への影響はありません。

▼お骨が骨壷から出して納骨してある場合
関西など地域によっては、お骨は骨壷から出して、納骨棺の中の土に還します。その場合、いったん納骨してしまったお骨は他のお骨と混ざってしまうので 後に一人のお骨だけ他のお墓に移すことができなくなります。他のお墓に移すとなると、納骨棺の中の土の一部を取ることになりますので、すでに埋葬されている方々のご遺族に了承を得る必要があります。

Q 民間霊園を買っており墓地を返還して、すでに支払った「永代権利料」を返してもらいたい、と申入れたのですが返してもらえません。どうすれば良いのでしょうか?
A 何らかの理由ですでに使用契約をした墓地を墓地側へ返す時は、たとえまだ墓石を建てたり外柵を造ってないなど、何も手を付けていない状態であっても、永代権利料は原則として戻ってきません。もし戻るような場合があったら、霊園側の好意です。 1度支払った永代権利料は返還されないのが普通ですから、公営墓地などで事情に応じて半額とか何割かの払い戻しに応じてくれる場合もないではありません。
 また、墓地を返す時は「さら地」の状態にして返還するのが原則で、その費用は使用者側の負担です。尚、不要になった墓所を他人に転売・譲渡することもできません。

Q お墓のかたちに決まりがありますか?
A 決まりはありません。一般的に和型が多いようですが最近では、記念碑的なかたちや、洋型もふえています。和型の場合ふつう台石は2段に重ねてあり、その上に竿石が据えてあります。この意味は、竿石を天、2段目台石を人、下の台を地、つまり天・地・人の三位に見立てているのです。上から天を人体(健康・家庭円満)、人を動産(家業・事業の安泰)、地を動産(財産の維持)という表現です。洋型にするなら、台石を2段にしてその上に横にした竿石をたてるのがよろしいでしょう。何故なら、天・地・人とする三つの理は、洋の東西を問わないからです。台の上は平らになっていますので水がたまりやすく、粉塵が付き、汚れてしまいます。それには水切型の台石にすればいいでしょう。水平面を斜めにするか、丸く加工すれば、水は下に流れてくれます。仏教では輪廻転生、永遠の生命観を説き、死は次の生への休息であると考えられています。したがって魂の安息所となるのが墓です。

Q お墓を売ることはできますか?
子供は女の子が二人。私たちが死んだ後、お墓は子供二人が守っていくことにな ると思いますが、 その後はどうなるのでしょう? 孫の代になったら、このお墓は誰 が管理することになるんでしょう? 管理費が払えなくなった時、お墓はどうなるので しょう? お墓を売るとか、解約するとか、そういうことはできるんでしょうか?
A お孫さんがお墓を 護ることは可能です。また、複数のお墓の維持が困難な場合、そのお墓を返還し、仏様を今後お護り していくお墓(例えばお嬢さんの嫁ぎ先のお墓)に納骨することも可能(相手 先の了承及び改葬手続が必要)です。お墓は不動産と違い使用する権利を購入する形のため、返還(解約)する場合、ほとんどの場合はお金は戻らず、むしろ更地にして 返還する為の費用が必要になります。また、権利を転売することも出来ません。これらの事をせず、管理費を払わない状態が一定期間続くと墓地の管理者が 無縁墓としての処理を法律に基づき行います。仏様の扱いは場合によりますが、 特定の無縁碑のようなところに合祀(他の方と一緒に散骨)することが多いようです。

Q 管理料とは何の料金?
A 通常は墓地を取得した際は永代使用料の他に管理料を支払う場合がほとんどですが、管理料は墓地内の通路や水道、管理事務所や休憩所などの共用部分の施設の維持管理、清掃に使われる費用となりますので、墓所を取得した方は区画の面積により定められた額をお支払いいただくことになります。墓地購入者の方の中には「管理料を支払っているのに、自分のお墓が汚れている。」等のご意見をお聞きする場合がありますが、上記のとおり、個々の墓所内清掃の費用ではありませんのでご了承下さい。

Q 生前にお墓を建てた方が得だと聞いたのですが?
A 墓地や墓石は非課税財産ですので、相続の際は課税対象外となります。亡くなられてからお墓を建てるつもりで、用意しておいた現金でも課税対象となり、お墓の準備金でも当然税金がかかりますので少なくなってしまいますが、生前にお墓を購入し、代金を支払っていれば高価なモノでも非課税財産ですので相続税の節税にもなります。


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